初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像

93億光年彼方で起こった超新星爆発が、重力レンズ効果により4つの像となってハッブル宇宙望遠鏡で観測された。超新星がこのような形で観測されるのは初めて。今後もう1つの像が時間差で出現すると予測されており、数年後の“答え合わせ”も楽しみだ。 【2015年3月6日 HubbleSite】 しし座の方向50億光年彼方の銀河団「MACS J1149.6+2223」の中に、その向こうにある93億光年彼方の銀河に現れた超新星が4重の像となって発見された。銀河団の強い重力がレンズのように超新星からの光をゆがませ、本来の20倍も明るい像を見せている。こうした重力レンズ効果による多重像は、遠方の銀河やクエーサー（明るい銀河核）のものは多く観測されてきたが、超新星のものは初めてだ。 銀河団とそれに属する楕円銀河（枠内）の重力によって、さらに遠方の超新星が4つの像となって観測された（矢印）（提供：NASA, ES

[star_123]

93億光年っていう宇宙的なスケールと数日から数週間差っていう馴染みのあるスケールが同居してて素敵

[blueboy]

なぜリング状にならないのかの説明がない。参考　[google:アインシュタイン・リング] ，　http://www.astroarts.co.jp/news/2005/12/08einstein_rings/g-lends_effects.jpg

[toratsugumi]

実にいいタイミングで観測できたもんだ。像の出現を予報できるまでマッピングが進んだ宙域での爆発なのもついてた。ちな、リング状じゃないのはレンズ質量体の位置が超新星と地球を結ぶ直線とずれてるから。

[kamei_rio]

これはすごい

[UDONCHAN]

すごい

[bean_hero]

年単位の時間差があったら同一と気付かれなかったりして

[daybeforeyesterday]

うーむ

[tweakk]

こわい

[clonicluv]

かっけー

[K_1155]

これはダークマターの理解が進みそうな発見だ。おみごと。

[halca-kaukana]

ハッブルでの観測。超新星が重力レンズ効果で光がゆがみ、4重の像となって発見された。それぞれの像は異なる経路で地球に届き、ダークマターが多い場所を通過する像は遅く到達する。/今年はハッブル25周年