政府は人工知能(AI)を使った画像診断ソフトなどを早期承認する新制度を検討する。5年前後かかる臨床試験(治験)を省いたり簡略化したりして、開発から1年以内に販売できる仕組みを目指す。X線や内視鏡の画像診断支援ソフトなどの開発で、日本は米欧企業に遅れている。AIの活用で医療の質を高め、関連産業を育成する。医師の診察を手助けするAIのソフトは「プログラム医療機器(SaMD)」と呼ばれる。X線画像か
人工知能=AIを医療に応用する研究は世界中で進められていて、最も進んでいる分野の1つが、AIに病気の患者の画像データを学習させ医師の判断に生かす画像診断です。特に、目の画像を元に診断することが多い眼科では、病気の早期発見や病気を見落とさないようにするためにAIを活用する動きが進められています。 自治医科大学の高橋秀徳准教授のグループは、AIを使って目の奥の眼底の検査で撮られた写真から、病気の疑いがあるかどうか瞬時に調べるシステムを4年前、開発しました。 システムでは100種類の病気の疑いがあるか判定でき、医師の診断に生かしているということで、病院で行われる健康診断で導入したところ、診断にかかる時間が3分の1ほどになったほか、病気の見落としも減ったということです。 また、広島大学寄附講座教授の田淵仁志医師のグループは、糖尿病が原因で網膜が傷つき失明に至ることもある「糖尿病網膜症」のおそれがあ
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