ロシア国営「スプートニク」(上)、イラン国営サイトはディープな情報源〔PHOTO〕gettyimages 見ておくべきニュースサイト ここまで、ニュースの読み解き方に始まり、宗教、論理力・数学力、哲学など、社会人が身に付けるべきさまざまな「教養」についてお話ししました。最終回の今回は、皆さんからの質問にお答えする形で、実践的な教養の身に付け方をおさらいしたいと思います。 Q : ニュースを読む・見るときのポイントは? A : まず、日本語の報道を読むだけでも大丈夫だということを言っておきます。よく「英語のメディアにも目を通せ」と言われますが、無理をする必要はありません。 というのも、英語が母語でない人が英文を読むのはものすごく疲れるからです。最初の30分は大丈夫でも、そこからガクンと能率が落ちるから、長続きしない。それに、日本語で情報収集・分析するだけでも、かなりのことが分かります。 では