新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、ワクチンの接種が急がれている。だがここにきて、65歳未満の町長による“抜け駆け接種”が相次いで明らかになった。 茨城・城里町は町の三役が抜け駆け接種 茨城県の北西部に位置する城里町。人口約1万8000人の自然豊かなこの町では、4月26日と28日に医療従事者162人を対象にしたワクチン接種が行われた。 この記事の画像(14枚) しかし、一部にキャンセルが発生したため、上遠野修町長(42)、仲田不二雄副町長(65)、高岡秀夫教育長(65)の三役を含む、町役場の看護師や保健師ら計12人が接種を受けたという。 町長と一緒にワクチンを接種した副町長や教育長は、5月13日の朝に反省の言葉を口にした。 茨城・城里町 仲田不二雄副町長(65): 接種を待っている高齢者の方を優先すればよかったのかという。その辺が、配慮が足りなかったのかなと思います。反省している