中国東部・浙江省温嶺で解体される、新しく建設された道路の真ん中に残っていた家屋(2012年12月1日撮影、資料写真)。(c)AFP 【7月8日 AFP】中国で先月強制的に解体された家屋のがれきの中から7日、この家屋に住んでいた60歳の女性の遺体が収容された。新京報(Beijing News)が8日、報じた。 遺体で見つかった女性の息子によると、先月、突然約100人の男たちがやってきて、住んでいた一家を別々の車に押し込んで連れ去った。一家は家屋の解体が終わるまで拘束されていたという。 解放後、家族は母親がいないことに気付き、町中に張り紙を貼って行方を捜していたが、6日から業者を雇って家屋のがれきを掘り起こしたところ、7日になって遺体が見つかったという。行方が分からなくなる以前、母親の健康状態に問題はなかったという。 この数十年で急速に都市化が進んだ中国では、地方部の建物などの解体の際、補償金
![強制解体の家屋から暮らしていた女性の遺体、中国](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac83b8bad91b976373c221890c15d5ccfbad4aa2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fa%2F1000x%2Fimg_4a0abc1496eccaced6de62d28d2bce06179585.jpg)