ソウル(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は21日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が核実験や大陸間弾道ミサイルの試射は必要なくなったとの認識を示したと伝えた。 KCNAによれば、金委員長は「完全な核兵器が証明された状況で、いかなる核実験や中距離・大陸間弾道ロケットの試射も必要なくなった。北部の核実験場も使命を終えた」と述べた。 これを受け、トランプ米大統領はツイッターで「北朝鮮は全ての核実験を中止し、主要な実験場を閉鎖することに同意した」と歓迎の意を表明。「北朝鮮と世界にとって素晴らしいニュース。大きな前進だ」としたうえで、米朝首脳会談を楽しみにしていると述べた。 北朝鮮の情報筋はCNNに、金委員長が自国にとっての新しい一章を開くことをついに決断したとの見方を示した。金委員長は非核化の道を進むことを決意し、経済の成長と改善に専念する意向だという。 同情報筋はさらに、金委員