2005年08月22日22:10 カテゴリLove 最愛の者を疎ましく思う時 が、あなたにあるだろうか。 告白しよう。私はしょっちゅうだ。 それも、そう思う瞬間というのは実にささいなきっかけによる、実に他愛のないものばかりだ。 寝不足を重ねた末、あと一行でプログラムが完成する時にじゃれてくる娘たち。 仕事が完成してさあ祝杯、と思った傍らで、娘達の面倒を見つかれて眠る妻。 夫にも父親にもなれないもどかしさを、理解しようとすらしているのかわからない我が家の女達。 そして何より、同様の迷惑と困惑を彼女たちに振りまいているのを十二分に承知していながら、上記の感情を抑えきれない、自分。 ああなんと疎ましいのだろう。 最愛の者たちを疎ましく思う瞬間、それは自分が今演じたい役と、最愛の者たちが今演じて欲しい役がずれているときなのかもしれない。 夫モード全快の時に、父親を期待されたり、あるいはその逆だった