ニコニコ動画が誕生して間もない2007年。コメントが画面に流れるという目新しい機能に注目し、いち早く作品の発表の場に選んだ人たちがいた。 次々と自作のラップを投稿し、若者の圧倒的な支持を集めるようになる彼らはこう呼ばれた。「ニコラッパー」と――。 そんなニコラップ界を牽引してきたラッパーが、”らっぷびと“と”タイツォン“の2人だ。2008年に投稿した2人の合作「オーディエンスを沸かす程度の能力」は、再生回数200万回に迫る大ヒットとなり、才能あるラッパーが集まる文化が生まれるきっかけとなった。 2016年10月に投稿された「オーディエンスを沸かす程度の能力Ⅱ」は、「8年前から来ました」と当時を知る人たちのコメントで埋まるなど、今でもその人気は衰えることを知らない。 ニコニコニュースでは「ニコラップ誕生10周年」を記念し、そんなレジェンド2人にインタビューを敢行。ニコラップ黎明期の歴史、知ら
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