Twitterで「#読書週間だからRTされた数だけお勧め本プレゼンする」というタグがあったのでやってみた。 結構主題がばらけたので、備忘のために、もう一回主題別にまとめなおしてみたら、自分の日ごろの関心が思いのほかくっきり出たので、関連で思い出した本も補いつつ、掲げてみたい。 本とその歴史について 和田敦彦『読書の歴史を問う』(2014年、笠間書院)。 リテラシー史というジャンルを開拓してきた著者の2014年時点の総括。今後読書の歴史を考える上では必読。図書館史を開かれた文脈に置こうと考える上でも有益な論点を提示する。 永嶺重敏『雑誌と読者の近代』(1997年、日本エディタースクール出版部)。 読者の歴史を系統的な勉強を始める前に、最初に接したのが本書。『太陽』の読者像を初めとして、田舎教師たちの読書環境等、本書の発想に私自身かなりの影響を受けている。いつかこれを越える本を書きたい。 藤森
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