12月5日、金融庁が導入を決めたフェア・ディスクロージャー(FD)ルールでは、開示対象となる情報をインサイダー取引規制の範囲と基本的に一致させ、それ以外の情報でも公表されれば株価などに影響を及ぼす可能性があるものと定める方向だ。写真は都内で7月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 5日 ロイター] - 金融庁が導入を決めたフェア・ディスクロージャー(FD)ルールでは、開示対象となる情報をインサイダー取引規制の範囲と基本的に一致させ、それ以外の情報でも公表されれば株価などに影響を及ぼす可能性があるものと定める方向だ。しかし、対象範囲がはっきりせず、企業からはガイドライン制定を求める声もでている。株主や投資家との真のエンゲージメント(対話)に向け、上場企業には大きな課題が突きつけられている。