スーパーヒーロー中心のデザインを生み出すには では、映画におけるインターフェースデザインはどう生まれるのだろうか。Hansen氏は、自身が手掛けたさまざまな作品の映像を実際に会場で見せながら、「これらにはバーチャルリアリティや拡張現実のデザインに必要な要素が全て含まれている。グラフィックを通じてストーリーを伝え、しかし俳優の顔を邪魔しないことが重要だ」と強調した。「撮影時には物理的な机などとグリーンスクリーンがあって、そこをCGやインターフェースデザインを駆使して“そこに合理的に存在できるもの”が埋めていく形で作業をしていく。拡張現実によってインターフェースを表現することもあれば、タブレットやディスプレイなどをホログラフに置き換えて表現することもある」 Hansen氏によると、グラフィックデザイナーの多くはX軸とY軸という2次元でデザインを考えがちだが、映画のデザイナーは拡張現実、仮想現実
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