(1)はこちら、(2)はこちらから。 改善、確認のためのベンチマーク 特定できたボトルネックに対して修正した結果、本当に速くなっているのかどうかを確認しなくてはなりません。ここではそのためのベンチマーク手法について紹介していきます。 Benchmark.pm Benchmark.pmはPerlの標準モジュールです。サブルーチンリファレンスなどで与えたコードを指定した回数(0を指定するとCPU時間で3秒間消費するまで)繰り返し実行し、それぞれの実行時間を計測、比較して表示します。 リスト9はDateTimeのインスタンス生成時に、タイムゾーン情報としてDateTime::TimeZoneオブジェクトを渡す場合と、文字列を渡す場合でどの程度処理速度が異なるのかを計測するベンチマークの例です(図6)。 リスト9 DateTimeインスタンス生成のベンチマーク use Benchmark q
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