船外活動中のジャック・フィッシャー飛行士。NASAテレビから(2017年5月23日撮影)。(c)AFP/NASA TV 【5月24日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は23日、国際宇宙ステーション(ISS)での電力供給に必要な設備が故障したため「緊急の」船外活動を行ったことを明らかにした。米国の宇宙飛行士2人による作業は無事に終了した。 NASAのコメンテーター、ロブ・ネビアス(Rob Navias)氏は、ISS初の女性コマンダー、ペギー・ウィットソン(Peggy Whitson)飛行士(57)とフライトエンジニアのジャック・フィッシャー(Jack Fischer)飛行士(43)の2人による約2時間の緊急船外活動について「ここに成功を宣言する」と述べた。 今回の船外活動は「多重化復調器(MDM)」ユニットとして知られるコンピューター継電器ボックスが20日に突然機能を停止したために行われた。