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ブックマーク / www.op.titech.ac.jp (1)

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    銀塩写真 銀塩写真小史 写真感光材及び写真機の歴史は、他の多くの技術の産物と同様に時代の流れとともに徐々に発達しており、どの時点をもって写真術が完成したかの判断は難しい。しかし、ハロゲン化銀を用いた写真に関しては話は比較的簡単で、1835年のTalbotによる塩化銀を用いた感光材料によるカロタイプが端緒となっている。 塩化銀の感光作用はすでに1565年にドイツのフライブルヒ鉱山から産出する角銀鉱が日光により変色する原因が塩化銀にあることを突き止めたFabriciusの仕事により明らかにされていた。そして、1777年にはScheeleにより塩化銀の変色は還元反応によることが示されている。塩化銀の感光作用を利用した写真の研究も1700年代には行われているが、画像を定着固定することができずに、今日につながる写真に誕生は19世紀のTalbotによるハイポによる定着技術の開発を待たなければならなかっ

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