この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。 要点をざっくり 埼玉県朝霞市で2014年に行方不明になった、当時中学1年の少女が約2年後に保護された事件の判決が出ました。 寺内樺風(かぶ)被告(25)に出された判決は、懲役9年(求刑・懲役15年)です。 誘拐された少女は、「PTSD」になりいまだに社会復帰ができていないようです。 朝霧少女誘拐事件の経緯 未成年者誘拐と監禁致傷などの罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(25)に対し、さいたま地裁(松原里美裁判長)は12日「犯行態様は卑劣で悪質」などとして完全責任能力を認め、懲役9年(求刑・懲役15年)を言い渡しました。 寺内被告は14年3月10日、少女に声をかけて車に乗せ、千葉市稲毛区の当時の自宅に誘拐。 16年3月まで同区と東京都中野区の自宅に少女を監禁し、重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせるなどしました。 2年間も当時中学1年