一番はもちろん『段田男(だんだ・だん)』なのだが芸名であるのが残念。本名では色々考えて現在の一番は『今東光(こん・とうこう)』
はじめに プログラマがソフトウェアを作るとユーザがつきます。ユーザがそのソフトウェアを使っていて何らかの問題が発生すると「このソフトはバグってる、直して!」と言われることがままあります。それに対して「いや、仕様だから」と突っぱねられることがあります。その後お互いの意見が「バグだ!」「いいや仕様だ!」と平行線になってお互いモヤモヤのまま終わるというのはよくある話です。 なぜこういうことが起きるかというと、原因の一つは「問題」イコール「バグ」という短絡的な考え方です。とくにソフトウェアを作ったり使ったりした経験が浅い人がこうなる傾向があると推測しています。このような食い違いは「要件」「仕様」と「実装」という言葉の意味を理解していればある程度解決できます。本書はこれらの用語について実例を挙げて簡単に紹介します。 注意点 本記事では要件や仕様を定義することが前提となっていますが、とくにユーザと開発
昔、ある会社の営業MTGで、忘れられないやりとりがあった。 少々詳しく描写すると、出席者は以下の通り。 ・役員(部長) ・リーダー ・メンバー 7名のメンバーの能力は各々、高、高、中、中、中、中、低。 二人ぐらい優秀な人物がいて、一人「できない人」が混ざっているイメージだ。 また、役員とリーダーは切れ者で、部下の報告の論理矛盾やダメな点にはすぐに気づく。 さて、こんな状況で来期の「営業計画」について、MTGが開催された。このMTGの議長はリーダーだ。 リーダーはテキパキと議事を進める。 来期の営業部の方針に始まり、具体的な目標設定、個人の役割など、メンバーへの指示も簡潔でわかりやすい。 ここまではなんの問題もなかった。 だが、今年一年を振り返っての営業報告が始まると、雰囲気が変わった。 無理もない。メンバーの一人ひとりが、自分の過去の実績と、これからの具体的行動を発表しているのだから、緊張
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