先日、立ち読みした「週刊文春」にて、こんな記事を発見しました。 『〈少女〉像の誕生』(渡部周子 新泉社 3500円+税)によると、日本における「少女」は、明治期に学校制度が確立し、就学期間が長くなったことによって、生殖可能な身体を持ちつつも、結婚に至らないという期間が長くなったことよって登場したものであった。 その時、少女たちは、 「将来、男性と異性愛関係を築き、妻として献身することが期待されていたのだとしても、結婚までは性的に純潔であらねばならなかった」 ということで、「身体は純潔、しかし精神は異性愛に応えうる」という矛盾をはらんだ教育が、少女には必要となったのである。 ―――『私の読書日記』-受動の愛、美育、少女マンガ- 酒井順子(週刊文春) なるほど! 初潮年齢(平均12、13歳)と、結婚できる年齢(16歳)のズレが、存在するのに触れられない〈少女像〉を生んでいたのか! おま