私が2チャンネルの存在を知ったのは2000年であったか01年であったかの部落解放同盟全国連合会の大会会場であった。受付の横を通ると顔見知りの全国連の人が「あんたパソコン持ってるな。これ見てくれ」と言って「2チャンネル糾弾闘争」というフロッピーを売っていた。周知のように「匿名」を売りにした巨大掲示板であり、そこでは匿名を良いことに差別書き込みが蔓延している。心ある人々はそれに対して眉をひそめていたのだが、差別者を問いただそうとするとあっという間にその仲間がやってきてネット上でのリンチに晒されるために躊躇している人ばかりであった。その様な状況の下で全国連が差別徹底糾弾を掲げて2チャンネルに乗り込んだことは、多くの人々から歓迎を持って迎えられた「マル共連」の過去ログが飛んでいなければ当時の状況を知って貰うことが出来るだろう。 実は2チャンネルについて書こうと思って色々と調べていたのだが、時期を早