黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大教授研究チームはES細胞を培養することができなかったことが最終確認された。黄教授が最後まで壮言した「源泉技術」も「現在はない」と言うのがソウル大調査委員会が昨日下した結論だ。 衝撃と失望を重ねて言いたくはない。まず検察の捜査を含めて真相をさらに把握しなければならない。2004年と2005年『サイエンス』に掲載した二つの論文を、完全なES細胞なしに試験データや写真の操作を通じて作成したという事実が確認されただけに、論文の共同著者40人の操作責任と加担程度を明らかにしなければならない。卵子の採取と使用過程の過ちも明らかにしなければならない。 政府や政権レベルの「一方的な支援」内訳も一々検証されて公開されなければならない。「黄禹錫詐欺劇」が実体を現わす過程で、国内の全般的研究環境が非常に劣悪だという事実も明らかになった。莫大な政府支援が無原則で不公正に1ヶ所に集中