中学3年の時、米国バージニア州に家族と共に移民に行った金某(22)氏は、04年、バージニア大学に入学した。彼は卒業後医大に進学するため、昨年春、化学の講義を受講した。友人の実験報告書から3、4つの文章を書き写して宿題を提出したが、たいした問題ではないと思っていた。 しかし、担当教授は剽窃のくだりを正確に指摘し、「絶対にしてはいけないタブーを破った」と言って、金氏を懲戒委員会にかけた。無期停学の処分を受けた金氏は、他の大学への編入もできなかった。米国の大学では剽窃事実が成績表に残るからだ。彼は韓国人が運営する商店に就職して、月に約100万ウォンをもらいながら、学校側に手紙で何回も許してくれるように訴えているが、学校側はまったく動じない。金氏のある友人は、「彼は挫折感にさいなまれて韓国人の友だちとも連絡を絶っている」と語った。 金氏だけではない。外国で他人のものを剽窃して大恥を書く韓国人が少な