橘: ところで、電通というのは凄い会社だと思ったんだけれど、ちょっと前に電通のCSRとして「広告小学校」という教育メソッドを作ったんだ。「広告というのは誇張されている」ということを理解してもらうための、広告リテラシー普及のためのメソッド。 小: 具体的にはどんな教育? 実際のアフラックのテレビCMを使って、音響でどう演出しているか、シナリオがどのように作られているかを、小学生向けに教える教材。広告作る側も、広告は誇張されている、ということを理解してもらってないと、広告表現ができなくなる(笑)。 今のテレビ視聴者をみていると、テレビの言ってることはすべて正しいと思って、オウム返しに反応する人が多くてイヤになる。イギリスには、もっと過激な子ども向け広告リテラシーのメソッドがあって、それは、「広告にだまされるな」というものらしい(笑)。 小: まあ、事象の一側面だけを強調するわけですから、そも