本格的な登頂に挑戦する登山家から手軽なハイキングやトレッキングを楽しむ人まで、幅広く好評を得ているというGARMINのハンドヘルドGPS『Oregon450TC』。その性能と使い心地を体験してみた。 立ち止まって地図を確認、三軸コンパスの威力を実感本格的な登山とまではいかないが、山岳ハイキングに持ち出してみた。とりあえず電源を入れてGPSの受信状態を確認してみる。山の中は受信状態がよさそうに思えるが、頂上や尾根以外では上空が開けた場所が少なく、意外とGPSにとって厳しい場所なのだ。しかし本機では受信状態に問題なし。この感度の高さはGARMINの伝統ともいえる。 本機のようなハンディGPSで最も頻度の高い使い方は、立ち止まって現在位置と方角の確認だ。おそらく、本格的な登山であってもこの初歩的な使い方がメインとなるのは同じだろう。しかしこの使い方はGPSが最も苦手とするところでもある。というの