北方領土にミサイル配備=軍事化進む-ロシア報道 【モスクワ時事】インタファクス通信は22日、ロシア太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)機関紙の報道として、ロシアが実効支配する北方領土の国後島と択捉島に最新鋭の地対艦ミサイルシステム「バル」と「バスチオン」が配備されたと伝えた。国後にバル、択捉にバスチオンが配備されたという。 ロシアのショイグ国防相は3月、年内にクリール諸島(北方領土と千島列島)にミサイルを配備する計画を明らかにしていた。報道が事実とすれば、北東アジアの軍事的要衝として国後、択捉を支配し、軍事化を進めるロシアの姿勢が一層鮮明になったと言えそうだ。プーチン大統領も20日のリマの記者会見で北方領土について「ロシアに主権がある」と明言した。 バルは射程130キロ、バスチオンは同300キロ。バスチオンはロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島をはじめとして順次配備されており、今年
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