今回の事故について、航空自衛隊で戦闘機のパイロットや航空事故調査委員長などを務めた元空将は、大破した機体の状況から非常に強い衝撃で不時着したと見られ、大事故のたぐいだと指摘しています。 空中給油の訓練の際に、オスプレイに不具合が起きたとされていることについては「今回の空中給油訓練は夜間に行っていたと見られるが、これは軍隊にとって欠かせないもので、ベテランのパイロットでないと行えないリスクの高い訓練だ」と話しています。 また、アメリカ軍は事故原因に関連して、「原因が機体にある可能性は極めて低いと見ている」と説明していますが、永岩さんは「航空機事故は1つの原因で起きるものではなく、ヒューマンエラーや整備の問題など、いろいろな原因が積み重なって起きる。今回も原因を限定するのではなく、機体などを詳細に分析して突き止めることが必要だ」と指摘しています。 そのうえで「数十トンもの重量がある航空機が飛ん