日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は1日、東京都議選(2日投開票)最後の訴えの地に、現職の議席死守がかかる大田区を選んだ。JR蒲田駅西口で松井氏は、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」について「公務員労組ががっちりサポートしている」として、小池氏だけでは都庁改革は難しいと強調した。その上で大阪府市政の実績を挙げながら、「小池氏が緩いことやったときにピシッと言える議員を活動させてほしい」と維新の候補への支援を求めた。築地市場を豊洲市場に移転させて築地の跡地を再開発する小池氏の「両立案」についても重ねて批判した。 詳報は以下の通り。 ◇ 皆さん。小池さんはすごいです。もう圧勝、都民ファースト全員当選-。そんな雰囲気になってきた。 でも、皆さん、ちょっとね、立ち止まって考えてもらいたいんです。都民ファーストと自民党で、ほんとに改革できるんですか、というところなんですよ。