政府・与党は2018年度税制改正で、賃上げや設備投資が不十分な企業に対し、既存の税優遇措置を取り消す方針を固めた。賃上げなどの基準を満たさない企業にペナルティーを科すことで、企業に対し賃上げや生産性向上の取り組みを促す。 政府・与党は、企業の法人税を軽減する租税特別措置(租特)の見直しを検討している。大企業に対し、前の事業年度に比べて平均給与の支給額が一定程度増加していなかったり、国内…
政府・与党は2018年度税制改正で、賃上げや設備投資が不十分な企業に対し、既存の税優遇措置を取り消す方針を固めた。賃上げなどの基準を満たさない企業にペナルティーを科すことで、企業に対し賃上げや生産性向上の取り組みを促す。 政府・与党は、企業の法人税を軽減する租税特別措置(租特)の見直しを検討している。大企業に対し、前の事業年度に比べて平均給与の支給額が一定程度増加していなかったり、国内…
自民党の甘利明元経済再生担当相が党内で存在感を高めている。平成30年度税制改正をめぐり党税制調査会幹部として法人税改革などを主導した一方で、党の行政改革推進本部長と知的財産戦略調査会長を兼務し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を側面支援する。昨年1月に金銭授受問題での閣僚辞任後は表舞台から遠ざかっていたが、先の衆院選でみそぎを済ませ、首相の最側近として再始動しつつある。(小川真由美) ◇ 再始動の象徴は、首相の看板政策「生産性革命」「人づくり革命」を後押しする30年度税制改正だ。首相の意向を踏まえ、党内と業界団体との調整に奔走した。法人税や固定資産税の扱いをめぐっては、財務省の意向に強く異議を唱える場面も目立ったという。 別の党税調幹部は「官邸の下請けではない」と反発するが、甘利氏は「首相の改革方針を全力で支えることこそ党の仕事」と意に介さない。来年は行革推進本部長として大学改革など
言わんこっちゃない……。 そんな溜息が野党から漏れている。安倍総理も出席した11月27日と28日の衆院予算委員会。その質問時間を巡り、立憲民主党の辻元清美国対委員長(57)が露呈したのは、そのお粗末ぶりだった。 野党担当記者が言う。 「もともと、予算委員会の質問時間の割合は与党2に対して野党8。ところが、与党側が時間が少なすぎる、配分を5対5に、と言い出し、議論となりました」 質問時間の配分は与野党の国対間で話し合われた。野党の国対関係者によれば、 「立憲は野党第一党ですから、野党の意見をまとめて、自民党の森山裕国対委員長と交渉するのが、辻元さんの役目でした。彼女は、与党と揉めて委員会を飛ばすくらいなら、野党の質問時間が少なくなってもやむなしと考え、先週21日、早々に合意しようとしたのです」 そうは問屋が卸さない。 「他の野党が猛反発。辻元さんに“任せてられない”と批判が集中しました。あま
スペイン・マドリードで行われた世界の観光推進組織が集まるイベントに参加したトリップアドバイザーのブース(2014年1月22日撮影、資料写真)(c)AFP/GERARD JULIEN 【12月8日 AFP】英ロンドンで「最も行きたい」レストランに格付けされた、裏庭の物置小屋を改装したレストランが実は存在していなかったことが分かった。世界最大級の口コミ旅行情報サイト「トリップアドバイザー(TripAdvisor)」が7日、明らかにした。 ロンドン南部の裏庭レストラン「ダリッジの小屋(The Shed at Dulwich)」は、招待された客に「情欲・ウサギの腎臓のトーストのせ」、「共感・ビーガン向けアサリのスープ」、「熟考・分解されたアバディーンビーフシチュー」など、気分や感情を表す単語から考え出されたメニューを写真付きで紹介した。しかし実際には、漂白剤の錠剤、シェービングクリーム、光沢仕上げ
JR埼京線で男4人が集団で1人の女性に痴漢をしたとして逮捕された事件で、車内の異変に気付いて逮捕に貢献した東京・板橋駅でアルバイトをしている男子学生に感謝状が贈られました。 板橋警察署長から感謝状を贈られたのは、JR埼京線の板橋駅で乗客誘導のアルバイトをしている専門学校生の谷川翼さん(20)です。 2017年7月に池袋駅から板橋駅に向かっていた埼京線の先頭車両で、男4人が20代の女性を取り囲んで痴漢をしたとして、11月に逮捕されました。 谷川さんは板橋駅で2年にわたってアルバイトをしていて、事件当時は板橋駅のホームで乗客の整理をしながら、頻繁に痴漢が起きている先頭車両を注意して見ていたといいます。谷川さんは「電車が到着した時、既に取り囲んでいるような姿が窓越しから見え、異様な雰囲気が伝わった」として、「だいたい降りる時はドアの方を向いているお客さまがほとんど。その時は女性1人に対して囲んで
平成28年の政治資金収支報告書では、「公私混同」と指摘されかねない不明朗な支出や政治目的かどうかが判断しづらい記載があった。政治資金規正法は自由な政治活動を保障する観点から、政治団体による政治資金の使途を具体的に定めていないが、政治資金の透明化を図る制度の趣旨を踏まえ、専門家は「公私を峻別(しゅんべつ)し、支出目的を明確にすべきだ」と指摘している。 28万、28万、45万円…。28年11~12月に政治資金から「自動車修理代」として高級外車ディーラーに支出していたのは、日本維新の会の藤巻健史参院議員の資金管理団体「経済泰斗の会」。計100万円超を計上したが、産経新聞の調べでは、この車は藤巻氏が所有する自家用車だった。関係者によると、自動車税や保険料も支出していた。 藤巻氏が代表を務める政党支部も11月の同じ日に自動車修理代25万円超を支出していた。藤巻氏は「この車を自分で運転し、国会、議員会
アントニオ猪木参議院議員(74=無所属クラブ)が5日、参院外交防衛委員会で質問に立った。 今年9月、猪木氏は北朝鮮を電撃訪問し、李スヨン朝鮮労働党副委員長と会談。帰国後、国連安全保障理事会の北朝鮮への制裁決議に対して李氏が「米国と国際社会が(経済制裁などの)圧力をかける限り、我々は(核)実験を続け、よりレベルの高いものにしていく」と発言したことを明かしていた。 北朝鮮は、猪木氏の“闘魂外交”を通じて安倍政権に伝えた通り、日米が連携した経済制裁をあざ笑うかのように弾道ミサイルを発射し、挑発行為を再開している。 先月から今月にかけては、北朝鮮からとみられる木造船が日本海沿岸に漂着するなどの事案が発生。海上保安庁の集計では11月に日本海沿岸に漂流、漂着した件数は28件。同月に限れば過去4年で最多となった。 猪木氏が政府の受け止め方を聞くと、海上保安庁は「特にこの時期は日本海の気象、高低差のある海
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