年明けの1月3日、米国大統領選の予備選が始まった。筆頭がアイオワ州(党員集会)で、6月末まで予備選が続く。本選挙は11月6日で、それまで長い戦いを続けていかなければならない。 民主党からは現職バラク・オバマ大統領が再選を目指す。一方の共和党は過去半年、支持率トップの候補がほぼ1カ月ごとに入れ替わる目まぐるしさだ。 だが春先には共和党の代表候補も決まり、秋にオバマ大統領との一騎打ちとなる。 統計を駆使して1年前から大統領選の結果を予測 現段階で、オバマ大統領か共和党候補のどちらが勝つかを予測してみたい。 妖しい予言者に予想してもらうのではない。実は米国には政治学者や数学者、経済学者などが数値や統計を利用して、1年も前から当選者を予測している。しかも、学者によっては過去数十年、外すどころか一般投票の得票率も僅差で言い当てている人たちがいる。 ズバリ述べると、来年の選挙ではほとんどの学者が「オバ