東京都内では2日、新型コロナウイルスへの感染が新たに232人確認されました。いま、都内では新規感染者の減少が鈍化しています。今月7日には首都圏1都3県での「緊急事態宣言」が期限を迎える中、都内ではなぜ減少が鈍化しているのか。緊急事態宣言の解除はどうなるのか。最新の情報をまとめました。 なぜ鈍化? 保健所では 東京 北区ではことし1月に新規感染者が大幅に増加し合わせて944人にのぼりましたが、その後、減少に転じて先月は263人と3分の1以下に減りました。 しかし、先月中旬以降は下げ止まりとなっています。 先月12日までの1週間は新規感染者が43人でしたが、その翌週は62人と増加に転じています。 この要因について北区保健所は、 ▽介護施設や医療機関で高齢者の感染が相次いでいることや、 ▽会食など飲食に関連した感染が続いていることなどを指摘しています。