独兵器製造企業ラインメタルが運営する工場内に置かれた戦闘車両=2024年2月撮影/Fabian Bimmer/Pool/AFP/Getty Images ロンドン(CNN) 3年目に入ったロシアによるウクライナ侵略の「特需」を受けるような形で西側諸国の国防関連企業の業績が好調となっている。欧州などの地政学的な脅威も拡散する様相を示しており、軍需産業の活況はウクライナ戦争後も続く見通しとなっている。 ロシアがウクライナ内への部隊の送り込みを始めた2022年2月24日の前日となる23日以降、米欧の上位の軍事企業5社の株価は全て上昇した。欧州のBAEシステムズ、タレスにラインメタル、米国のロッキード・マーチンとノースロップ・グラマンの5社で、いずれもウクライナへの兵器を送るか、その旨の契約に合意していた。 金融関連企業「リフィニティブ」のデータによると、ドイツのラインメタルの株価は侵攻以降、31