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ブックマーク / www.ecoop.net (3)

  • GNU make 日本語訳(Coop編) - 暗黙ルールの利用

    標準的なターゲットファイル更新の手法の中にはかなり頻繁に使うものもあります。例えば、オブジェクトファイルを作成するにはccというCコンパイラを使ってCソースファイルから作るという方法が習慣的なものの一つです。 習慣的な技術の利用方法をわざわざ詳細に指定しなくてもいいようにmakeに伝えてくれるものが暗黙のルールです。例えばCコンパイル作業に働く暗黙のルールがあります。ファイル名でどの暗黙ルールが実行されるのかが決定されるのです。例えばCのコンパイル作業では典型的に`.c'ファイルを受け取り`.o'ファイルを作成します。だからこの二つで終わるファイル名の組を見つけるとmakeはCコンパイルを行う暗黙ルールを適用します。 暗黙ルールの連鎖が次々に適用されることもあります。例えば`.o'ファイルを更新するのに`.y'ファイルを使う場合それを`.c'のつもりで更新します。 これについては暗黙ルール

    dhrname
    dhrname 2019/03/03
    >型ルールのほうが一般的で明瞭なので、サフィックスルールは時代遅れとなりました
  • GNU make 日本語訳(Coop編) - 目次

    著者 :リチャード・M・ストールマン, ローランド・マグラス (GNU プロジェクト) 訳者 : いのまた みつひろ / ecoop.net(技術メモ公開中) 翻訳文更新日:May 20, 2002(翻訳終了・未校正) Linux 標準搭載の make コマンド, 別名 gmake の日語版です。 この資料の著作権は Richard.M.Stallman & Roland.McGrath と Free Software Foundation にあり、また翻訳版には前述の著作者に加えて ecoop.net に著作権があります。再配布・転載等される方はこちらを見て下さい。 GNU Project についてはgnu.org(日語)を参照のこと。 序文はこちら GNU makeユーティリティは大きいプログラムのどの断片が再コンパイルされる必要が あるかという事と,それらを再コンパイルする発行コ

  • GNU make 日本語訳(Coop編) - ルールの記述

    makefileに現れるルールは、いつ、どうやって特定のファイル——これをターゲットといい、ほとんどはルールひとつにつき1つだけです——を作り直すかを指示します。ルールはターゲットの依存関係である別のファイルや、ターゲットを作成したり更新したりするためのコマンドを列挙します。 ルールの順番に意味はありません。ただし、makeにターゲットを与えるためにあるデフォルトゴールを他の方法で指定しなかった場合を除きます。デフォルトゴールとは一番初めのmakefileの最初のルールのターゲットのことです。最初のルールに複数のターゲットがある場合、一番初めのターゲットだけをデフォルトとみなします。 ただしこれには、ピリオド(".")で始まるターゲットは、一つ以上のスラッシュ("/")のようなものを含んでいない限りはデフォルトにはならない、それから型ルールを定義するターゲットはデフォルトゴールとして機能し

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