白物家電が元気だ。国内出荷台数は昨年から右肩上がり。人気を牽引するのは時短、本物志向にこだわった新製品を一挙に紹介しよう! ◎国内独立系ブランドが切り開いた「一芸」新時代 機能や性能にこだわった一芸調理家電が増えている。その火付け役となったのが、昨年発売された「バルミューダ」のトースターだ。2万円超の高価格にもかかわらず、トーストがおいしく焼ける一芸が受けて大ヒットした。バルミューダは、日本ブランドだが、ほかにも誌面で紹介したビタントニオやルームメイトなど、いわゆる独立系ブランドがユニークな調理家電を続々と発売している。 一方、一芸調理家電は海外からも押し寄せている。今回紹介したハミルトンビーチ『サンドイッチメーカー』の販売代理店である、石田株式会社の渡辺康匡社長は、「海外製品の魅力は、日本の軽薄短小な製品とは違い、いわば重厚長大型。目的が明確でパワフルで迅速」と語る。 国内大手メーカーも