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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (5)

  • 水木貸本時代の絵の元ネタ!?:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    水木しげる『妖奇伝』(1959年貸 図版は青林堂『復刻版墓場鬼太郎 妖奇伝(上)』1992年17p) ご存知、貸の鬼太郎物の一場面ですが、水木は貸時代、アメコミの古(米兵の放出したもの)を参考にしてます。で、今回、50年代の米ホラーコミックスを集めたに、ほぼ同じ画像を発見しました。水木版のページ下部の、走る男の後ろ姿と土を掘る男に注目。 アメリカのホラーコミックの「掘る男」の姿勢、ほぼ同じ。Warren Kremmer「Amnesia」1953年(Greg Sadowski「FOUR COLOR FEAR  Forgatten Horror Comics of the 1950s」(Fantagraphics Comics  2011年 196p) こちらも姿勢や陰影もほぼ同じに見える。同上197p おそらく、これが元ネタの作品と考えて間違いないんじゃないでしょうか。 けっこう、

    水木貸本時代の絵の元ネタ!?:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    dice_que
    dice_que 2011/06/04
    こういうの見つけるのは楽しい
  • アメリカから「料理マンガ」の研究者が:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    ニュー・メキシコ大学で教えておられるローリー・ブラウ(Lorie brau)さんから、日の「料理マンガ」研究の情報収集のために来日するのでお会いしたいとの連絡をいただき、せっかくなので今日のゼミで発表をしていただいた(もちろん流暢な日語で)。ブラウさんは、72年に来日され、円菊さんのところで噺家修行も2ヶ月され寄席にも出られたという日通で、すでに米国で落語についてのを出されている。こんどは料理マンガについてのを計画されているのだ。おかげでゼミは大変刺激的に盛り上がった。 発表は、結論のあるものではなく、現在彼女が考えているポイントをあげられる形式だった。箇条書きで書き出すと、こんな感じ。 1)少年、少女マンガ、青年マンガなど、マンガのサブジャンルに様々に存在する「料理マンガ」をどんな枠組みでとらえたらいいか。また、それらの間で「料理」のイメージはどう異なるのか。 2)商品市場とし

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  • 『坂の上の雲』、巷の評判編:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    以下、登戸から成城学園の間、小田急車内で奥さんが聞いた女子高校生の語る『坂の上の雲』です。 A子「今日『坂の上の雲』つーのやるんだけど、前のみた?」 (私)(お、高校生なのに、中々渋いなぁ) B子、C子「知んなーい」 (だろうな~普通、高校生は観ないよな~) A子「阿部ちゃんがさー、弟と小屋みたいな所に住んでてさー、ちゃわんが一個しかないの」 (ぷ) B子「なにーそれーエコ系?」 (ぷぷ) A子「ちがーよっ、昔の話でさー、すげーびんぼーでさ、弟がごはんべおわんの、阿部ちゃんが待っててさー、そいで、次にべんの」 (・・・・) C子「なにそれー、おもしろいのー?」 (たしかに。それだけでは、おもしろくない) A子「だってさー、ちゃわんが一個しかないんだよー、おかしくね?」 (おまいが、おかしいよっ) ああ、仕事でなければ、電車をおりずに、話を聞いていたかった…。 A子さんにとって『坂の~』

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    dice_que
    dice_que 2009/12/07
  • 「夏目漱石財団」なるものについて:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    最近、僕のところに「夏目漱石財団」なるものを設立したので協力してくれとの手紙が届いた。一部の親族が関わっているらしいが、僕の連絡した親族たちは困惑し、いささかうんざりしている。放置しておくと混乱も予想されるので、急きょ相談の上以下のような文書を報道機関、出版社、博物館などに送付した。各方面に周知し、良識的な判断を望みたい。 2009.7.12   夏目房之介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま いつもお世話になっております。 このたびは、漱石長男純一の息子・夏目房之介として、夏目漱石に関連することでお知らせがございます。 年6月17日付で私のもとに「夏目漱石財団」設立の知らせ及び協力要請の手紙と、一般財団登記の事項説明書コピーが送られてきました(同様のものが漱石長女筆子の娘・半藤末利子宛にも送付)。それによると設立は年4月1日。 同財団の

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  • サンデー・マガジン50周年記念パーティ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    ・・・・に行ってきた。いやあああああ、よかった。このために旅行を一日遅らせた甲斐があった。 サンデー・マガジン50年記念展に関わっているので、お仕事でもあったのだが、もう会場に入った途端お仕事吹き飛んだ。何しろ、アナタ、会場には戦後マンガの歴史があっちにもこっちにも、そこにもここにも、あふれてうねっているわけなのだよ。 入って会場を見回していると、突然話しかけられ「一緒に写真を撮っていただけませんか?」といわれた。だけど、その方々たるや、石川球太さんと中城健さんなのだ!! もうびっくりしてしまい「いえ、とんでもない、こちらこそ光栄で・・・・むにゃむにゃ」と口ごもりつつ、そこに高森夫人がこられて、一緒に写真撮影。石川先生からは、永島慎二さんらと手塚さんのところにいらした時の話を伺い、僕の仕事もほめていただき(どっちかつうと漱石とロンドンがらみの話が多かったけど)・・・・。もう、これだけでも舞

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