米アップルのタブレット型端末「iPad(アイパッド)」および「アイパッドミニ」について、新たな国内販売会社のKDDIが、Wi−Fi(公衆無線LAN)専用モデルを販売しないことが6日、分かった。携帯電話(3G)用モデルだけを販売する。アップルはソフトバンクとも販売機種について協議中で、販売窓口の絞り込みなど、アイパッド戦略を変更する可能性もある。新型アイパッドとアイパッドミニの3G版は3G通信網とWi−Fi環境の両方で使える。KDDI、ソフトバンクともに11月中旬以降に発売する見通しだ。 ソフトバンクはアイパッド発売当初からWi−Fi版と3G版の両方を販売してきたが、アップルとの協議次第で3G版だけ販売する可能性もある。 Wi−Fi専用アイパッドは端末価格が3G版より安いうえ、通信事業者との契約が不要で通信費がかからない。さらにモデム代わりに使える「テザリング」機能を搭載したスマートフォ