本格的な春商戦を迎え、家電量販店の店頭では電話機の品ぞろえを強化している=東京都新宿区のビックロ(写真:フジサンケイビジネスアイ) 新生活が始まるのを前に、家電各社が固定電話の販売に力を入れている。スマートフォン(高機能携帯電話)の普及が進む中、固定電話は「災害時も比較的つながりやすいといった理由を背景に、市場は安定している」(業界関係者)。このため各社は、見守り機能やスマホとの連携機能といった付加価値をつけ、シェア拡大を図る。 【契約縛りイヤ】 中古携帯市場に活気 品薄で“レア商品”も パイオニアは2月、無線通信技術を搭載したセンサー付きライト「家族を見守るハッピーセンサー まもるとあかり」(想定価格約1万円)を発売した。1月に発売したコードレス電話と組み合わせて使用するもので、人が前を通るとセンサーが感知。その回数を電話機を通じてあらかじめ登録した連絡先に自動通知する。年間1万台の販