デパスは抗不安薬の中でも不安を取る力が強いおくすりだというのが分かります。なお、お薬の効きは個人差も大きいため、この表はあくまでも目安に過ぎないことはご了承下さい。 3.デパスは使われるのはどんな疾患か 2015年5月現在のデパスの添付文書を見ると、適応疾患としては次のように書かれています。 ●神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害 ●うつ病における不安・緊張・睡眠障害 ●心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害 ●統合失調症における睡眠障害 ●下記疾患における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張 頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛 様々な疾患における、不安や緊張、睡眠障害に対しての適応を持っています。また整形外科的疾患(頚椎症、腰椎症)に対する筋緊張の緩和にも適応があります。 ちなみに心身症とは、こころが原因で身体の異常が出てしまう病
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