行動制限を全面撤廃した国がある中、日本の今の状況をどう見たらいいのでしょうか。 「第5波は収まったのか?」そして、多くの人が悩まされている「後遺症」について、感染制御学がご専門の大阪大学医学部・忽那賢志さんに伺います。 ▼全国の感染者数は減少 7月中旬に東京に「緊急事態宣言」が出たころから、第5波の感染が急拡大しましたが、8月下旬をピークに減少。 きょうの全国の感染者数は2674人となっています。 高島) 今月に入ってから大幅に感染者が減っていますが、減っている理由としては何が考えられますか? 忽那さん) 感染の拡大の加速度(実行再生産数)が、ピークだったのは7月の4連休ぐらいといわれてるんですね。 その4連休が終わったあと、その加速の度合いはゆっくり落ちてきて、8月の上旬から中旬ぐらいには、マイナス、1を切った所から患者数が減り始めたということで、7月の4連休のあとから、特に娯楽施設とか
東京オリンピックが開幕しましたが、都内では医療提供体制が逼迫(ひっぱく)し始めています。ANNの取材に応じた病院の院長は「現場は非常に厳しい状況でオリンピックどころではない」と危機感を示しました。 昭和大学病院・相良博典病院長:「医療現場でもオリンピックを楽しみたいが、なかなか現場では非常に厳しい状況。重症患者も非常に増えている。我々の中ではそれどころではないのが現状です」 東京・品川区にある昭和大学病院では開会式の当日も新型コロナで入院していた50代の女性が重症化し、ICU(集中治療室)に移されました。 先月下旬の病床使用率は2割ほどでしたが、デルタ型など変異ウイルスの影響で、現在、約7割が埋まっています。 都内の入院患者も24日の時点で2638人になり、1カ月前より約1300人増えています。 昭和大学病院・相良博典病院長:「第5波の入り口に入ってきていると思う。これ以上、病床の患者さん
アメリカから日本人に1400ドル、日本円で約15万円の小切手が、次々に届いていることが分かりました。一体、どういうことなのでしょうか。 今、日本の高齢者などに、アメリカから小切手が、次々と届いています。一体、どういうことなのでしょうか。“新手の詐欺”でしょうか。 “アメリカの象徴”自由の女神や1400ドル(約15万円)の文字が印刷されています。 実は、この小切手は、アメリカのバイデン政権が今年3月に、新型コロナの経済対策の柱として打ち出した“給付金”だったのです。 受給資格があるのはアメリカ国民か、アメリカ在住者です。神奈川県に住むアメリカ国籍の女性にも、小切手は届きました。 小切手が届いた女性(アメリカ国籍):「今回の給付金は、海外在住のアメリカ国籍の人たちにも給付するというものだそうです。合法的にもらえます」 ただ、どういうわけか、小切手は、アメリカ国籍を持たない日本人にも届いていると
2日、日曜日の午前9時にもかかわらず、千葉県千葉市の蘇我駅周辺は、人で埋め尽くされました。 ■野外フェスに“1万人”集結 行列の目的は、2日から4日連続1万人規模で開催される野外音楽フェスティバル。去年は、新型コロナの影響で中止されたため、2年ぶりの開催となりました。 野外フェスの観客:「(Q.きょうはどちらから?)船橋です」「東京から」 「コロナ期間は行ってないけど、久しぶりに来ました」「いつもは密集してワーッてやるんですけれど、今年はできないから、違う楽しみ方で楽しみたいと思います」 チケットは4月10日から販売。ところが、4月20日、千葉県で「まん延防止措置」が適用され、イベントの観客が上限5000人に。 しかし、すでにチケット販売済みだったこの野外フェスは、特例措置で1万人規模のまま開催できることとなったのです。 野外フェスの観客:「ここは屋外だし、オフィシャルサイトにもコロナ対策
桜満開で各地に多くの人出がみられる中、感染が拡大し、「第4波」の兆しが見え始めています。 その一方、コロナ禍で2回目となる新年度を前に、金融機関への融資の申し込みの相談が急増しているといいます。融資の現場を取材しました。 ▽「今のうちに」桜名所に多くの若者…酒盛りも 緊急事態宣言解除後、初めての日曜。東京の桜の名所、目黒川沿いでは満開の桜を写真におさめる人の姿がありました。27日の夜も夜桜に誘われ、多くの人が。桜の下、お酒を飲む若者のグループが目立ちます。 大学生 「解除されたうちにみたいなのはあります。また(感染者が)増えてきたって言ってました。今のうちに来ないとなと、ちょっと急ぎました」 ▽「協力金 全部申請しても厳しい」…“閉店”苦渋の決断 首都圏の1都3県は、飲食店への午後9時までの時短要請を4月21日まで延長。これで東京都の時短は、およそ5カ月に及ぶことになります。リバウンドへの
1都3県では8日から、緊急事態宣言の「再延長」期間に入ります。2週間後に本当に解除されるのか、あいまいなままの解除基準に飲食店からは不満の声が相次いでいます。 ▽「なんで2週間なの」 緊急事態宣言が21日まで延長となった首都圏の1都3県。政府は「状況を見極めるため」の2週間だといいます。 <街の声> 「減ったり増えたりを繰り返して、また(宣言が)延びる可能性、全然あるなっていう感覚」 「中途半端な気がします」「なんで2週間なのって事がわからない」 「この緊急事態宣言は何をすればいいのかなっていう。私たちはどうしていればいいのかなっていうのはあります」 ▽協力金はいつ届く? 実は、東京の時短要請は“宣言”前の去年11月28日から始まっています。東京都は“解除”後も3月31日まで要請を続ける方針のため、トータルで4カ月以上に及ぶことになります。 A「時短要請に応じてきっちりやってきましたけど、
15日、日経平均株価が30年ぶりに3万円を超えました。かつてのバブル時代との違いはあるのか。億単位の資産を持つ“億り人”を取材しました。 ■“億り人”もありふれた存在に? 「4000万円から5000万円ぐらい、一日でお金増えていますね。(投資金額は)スタートした時、100万円で、今時点で7億円ほどになっております」 こう話すのは、元お笑い芸人で、投資家の井村俊哉さんです。億単位の資産を持つ、いわゆる“億り人”と呼ばれる存在です。 井村さんは「自分が投資で生計を立てるようになったのが2011年で、その時の日経平均が1万円だったので。ちょうど10年で3倍になったというのは、すごい感慨深い」と話します。 15日の日経平均株価の終値は、先週末に比べて564円高い3万84円で、1990年8月以来、実に30年と6カ月ぶりに3万円の大台を超えました。 製造業を中心とした国内企業の業績回復に加え、世界的な
立憲民主党の枝野幸男代表は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した障害者を支援する給付金の創設を訴えました。 枝野代表は、千葉県市原市にある障害者通所施設を視察しました。就労支援施設で働く障害者は物品を製作し、その売り上げから報酬を受け取っていますが、新型コロナウイルスの影響で施設が受託していた仕事が減少したため、障害者の収入も減っています。 社会福祉法人・九曜会、佐藤真紀子本部長:「障害年金でやっぱり賄い切れないんですよ。(コロナの影響で)仕事に行くところがないってなると工賃が削られるので、障害者一人ひとりの生活に懸かってきていると思います」 政府は収入が減った事業者には持続化給付金などで一定額を給付していますが、障害者の就労施設は対象となっていません。 立憲民主党・枝野幸男代表:「(障害者就労施設が)こういう経済状況なので、なかなか今、厳しいということですので、しっかりとした支援ができ
アメリカの長者番付が発表され、IT大手「アマゾン・ドット・コム」の創業者、ジェフ・ベゾス氏がトップとなりました。総資産額は12兆円を超えています。 アメリカの経済誌「フォーブス」が2日に発表した「アメリカで最も裕福な400人」によりますと、1位はベゾス氏で総資産額は1140億ドル(約12兆2000億円)でした。また、ベゾス氏との離婚協議で4兆円相当のアマゾン株の財産分与を受けた元妻のマッケンジーさんが15位に名を連ねました。2位はマイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏の1060億ドル(約11兆4000億円)で、財産分与をしてもなお、ベゾス氏が2年連続でトップの座を守りました。3位は投資家のウォーレン・バフェット氏、4位にはフェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグ氏がランクインしています。発表された400人の総資産額の平均は8000億円近くに上っています。
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