私はふだん大学で、これから教師になろうとしている学生や、すでに教師となった大学院生に向けて授業をしている。そこでは子どもについて話をする。
![[論考 2024]戦地の子どもは何を願うか 教師目指す学生と考える ガザの実相 どう語り合う 上間陽子 | 沖縄タイムス+プラス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1496a9b5128147d057ae6cb1f3cfd4119c22cbc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Foki.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F5%2F1200wm%2Fimg_358c1023afd640e152c019846b26da1a2612576.jpg)
APEC首脳会議の閉幕セッションに臨む各国の首脳。奥右から2人目は岸田首相、左端はバイデン米大統領=17日、米サンフランシスコ(代表撮影・共同)
国立感染症研究所によると、新型コロナウイルスの感染経験割合は職業別で保育者(「幼稚園・保育園」など)が61.3%に上り、全職種平均の約2倍に上った。マスク着用が難しい子どもたちを相手に濃密な関わりを求められる保育現場は、感染が広がるたび、リスクと不安にさらされている。現場を守るためにできることはあるのだろうか。沖縄で働く保育士に、感染拡大時に「保護者や行政にお願いしたいこと」を聞いた。(デジタル編集部・篠原知恵) 見えないウイルス相手の闘いは変わらない。だが感染症法上の扱いが5類に移行し、数少ない「備え」をさらに奪われたと感じた。沖縄本島の認可保育所で働く保育士の女性はそう語る。 保育中の検温で7月、1歳児1人に38度超の発熱を確認した。子どもは喉の違和感や倦怠感を訴えることが難しく、鼻水は日常茶飯事。折しも、沖縄県内のコロナ感染拡大が新聞紙上で報じられた頃だ。 保護者の迎えを待ちながら、
現在の在日米軍司令官は、在日米空軍司令官、第5空軍司令官という三つ司令官ポストを兼務する空軍中将がその職に就いている。階級こそ沖縄の四軍調整官である海兵隊中将と変わりないが、統合指揮をする権限を持たず、平時において日本側と調整する役割の行政官に近い。 日本側が3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を新設すれば、相手方が行政担当の司令官のままでは連携ができない。階級は中将のままで統合指揮ができる上位者に格上げするか、韓国軍に対する統合指揮権も持つ在韓米軍司令官のように大将とするか、いずれにしても見直しが求められていた。 国賓待遇で訪米する岸田文雄首相とバイデン大統領との間で日米の指揮統制の見直しについて協議が行われる。注目されるのはその中身である。一昨年12月、岸田政権は安保関連3文書を改定して「反撃(敵基地攻撃)能力の保有」を決めた。自衛隊に「防衛」だけでなく「攻撃」の役割も担わせようと
週休3日制で働く嶺井慎二さん。「自分の時間を確保しつつ、家事や育児をする時間が増えた」と喜ぶ=11日、浦添市伊祖の訪問看護ステーション「クラセル」浦添店
県内で多くの業種から人手不足に悩む声が上がっている。新型コロナウイルスが感染症法の位置付けで5類となったことを背景にシンクタンクや経済団体が各業種での景気の回復を分析。一方、県中小企業団体中央会の調査では国際通りの飲食店が時給2千円を提示しながら従業員を十分に確保できないケースが明らかになった。
多くの命が失われた沖縄戦から78年。体験者が年々減少し、戦争を知らない世代が増える中、二度と惨禍を繰り返さないために沖縄戦の記憶をどう継承していくか問われている。県内各地の継承の取り組みや識者の提言を紹介する。
各知事の経歴は、総務省などの官僚や国会議員が目立ち、市長や都道府県職員だった人もいる。政治・行政の経験豊かなプロが都道府県のかじ取り役を担っていると言っていいだろう。今回のアンケートでは沖縄県を除く46都道府県の知事が調査対象となり、うち21人が沖縄の基地負担について「軽減すべき」と答えた。だが、大きな負担と考えられる辺野古移設計画について43人が適否の態度を示さなかったのを見ると、NHKの人気朝ドラマ「虎に翼」の寅子のように「はて?」とつぶやきたくなる。 その疑問は、自らの自治体に米軍基地を「受け入れる意思がある」と答えた知事がゼロだったことから氷解する。つまり、多くの知事たちは沖縄の過大な基地負担に同情はするけれど、代わりに基地を受け入れるのは御免だというのだ。例えて言えば、ごみミ処理場は必要だし、近隣に住む人はお気の毒だけど、うちの近所への移設は反対するということだろう。 沖縄で何度
各知事の経歴は、総務省などの官僚や国会議員が目立ち、市長や都道府県職員だった人もいる。政治・行政の経験豊かなプロが都道府県のかじ取り役を担っていると言っていいだろう。今回のアンケートでは沖縄県を除く46都道府県の知事が調査対象となり、うち21人が沖縄の基地負担について「軽減すべき」と答えた。だが、大きな負担と考えられる辺野古移設計画について43人が適否の態度を示さなかったのを見ると、NHKの人気朝ドラマ「虎に翼」の寅子のように「はて?」とつぶやきたくなる。 その疑問は、自らの自治体に米軍基地を「受け入れる意思がある」と答えた知事がゼロだったことから氷解する。つまり、多くの知事たちは沖縄の過大な基地負担に同情はするけれど、代わりに基地を受け入れるのは御免だというのだ。例えて言えば、ごみミ処理場は必要だし、近隣に住む人はお気の毒だけど、うちの近所への移設は反対するということだろう。 沖縄で何度
沖縄戦が始まる3年前の1942年4月、島袋淑子(よしこ)さん(92)=当時14歳=は憧れの沖縄県女子師範学校に入学し、本部町伊豆味の親元を離れて寮生活を送っていた。 上級生を含む12人ほどの相部屋で、初めは慣れないことばかり。ホームシックになり、寮の近くでヤギが鳴くと故郷の生活を思い出し「一緒に泣いた」。 ◆ドキドキの学園生活 新入生の通過儀礼はドキドキだった。上級生が床一列に急須やバケツなどを並べ、新入生が目隠しをして乗り越える寮の伝統行事「障害物越え」だ。無事乗り越えられたら今後の学園生活は「安泰」、つまずいたら「要注意」と上級生から説明があった。 「かかったらどうしよう」と思いながら淑子さんが一歩を踏み出すと、上級生が「あ、危ない」「もっと足上げて!」と声を上げる。実は歩く前に障害物は取り除かれているが、何も知らない新入生は真剣そのもの。全員が歩き終わったところで障害物は元の位置に戻
沖縄師範学校女子部の生徒だった島袋淑子(よしこ)さん(92)=本部町出身、当時17歳=は1945年3月23日、看護要員として沖縄陸軍病院壕(南風原町)に動員された。「すぐに学校に戻れる」。そう思っていた。 ◆手足の切断手術を手伝う 4月1日に米軍が沖縄本島に上陸。戦闘が激化するにつれ、瀕死(ひんし)の兵士が続々と運ばれてきた。米軍を一網打尽にしているはずなのに、敵の攻撃はますます激しくなる。想像していた戦争と「違う」と感じ始めた。 負傷兵の看護や食料運搬、死体埋葬に駆けずりまわる日々になった。命令を受けて移動した糸数壕(南城市)では、手足の切断手術を手伝った。麻酔注射が不足すると、患者に薬品を嗅がせて失神状態のまま手術が始まった。 精神を病んだのか、切り落とされた手足がかごに入っているのを見て「学生さーん、それを煮てくれよ」と言う人もいた。 友達も次々と犠牲になった。撤退命令を受けて移った
沖縄県は21日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、救急医療への負荷が高まっているとして、基本的な感染防止対策の継続や、検査目的での救急病院の受診を控えるよう呼びかけた。 県によると、27重点医療機関のうち、20日時点で7機関が救急診療を制限、3機関が一般診療を制限している。
各知事の経歴は、総務省などの官僚や国会議員が目立ち、市長や都道府県職員だった人もいる。政治・行政の経験豊かなプロが都道府県のかじ取り役を担っていると言っていいだろう。今回のアンケートでは沖縄県を除く46都道府県の知事が調査対象となり、うち21人が沖縄の基地負担について「軽減すべき」と答えた。だが、大きな負担と考えられる辺野古移設計画について43人が適否の態度を示さなかったのを見ると、NHKの人気朝ドラマ「虎に翼」の寅子のように「はて?」とつぶやきたくなる。 その疑問は、自らの自治体に米軍基地を「受け入れる意思がある」と答えた知事がゼロだったことから氷解する。つまり、多くの知事たちは沖縄の過大な基地負担に同情はするけれど、代わりに基地を受け入れるのは御免だというのだ。例えて言えば、ごみミ処理場は必要だし、近隣に住む人はお気の毒だけど、うちの近所への移設は反対するということだろう。 沖縄で何度
人工授精で誕生させたニホンウナギの幼生を、民間企業が稚魚「シラスウナギ」に育てるプロジェクトが進んでいる。大分県佐伯市の養鰻(ようまん)事業者が昨年春に成功し、安定生産を目指している。天然稚魚の不漁...
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