沖縄県の公立病院で主に感染症診療に従事する内科医で、海外では認定NPO法人ロシナンテスの理事として、貧困や紛争などの課題を持つ世界の国・地域で保健医療協力に取り組んでいる高山義浩さん。高山さんが、現場で見て、感じたリアルを伝えます。無国籍…

髪は長く、肌は白い方が良い――。そうした風潮から数年前まで女性がサッカーを楽しむ文化はなかったというベトナムが、歴史的な一歩を踏み出す。20日開幕のサッカー・女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、男女を通じて初のW杯に出場する。飛躍の陰には、一人の日本人指導者の奮闘があった。 「ベトナム人の強みはなんといってもメンタル。W杯の予選も新型コロナウイルスによる主力不在や練習不足を乗り越えた。身長は日本人より小柄だが、メンタル、アジリティー(敏しょう性)、団結力は上回っていると思う」 そう語るのは、ベトナムで女子サッカーの統括や育成年代の代表監督を務める井尻明さん(52)だ。2019年に日本協会(JFA)によるアジアへの指導者派遣事業の一環でベトナムへ派遣され、強化に取り組んできた。 最も重視したのが技術力の向上だ。「ベトナムの方々は負けると『やっぱりベトナム人は小さ
コンビニ各社は大きな過渡期を迎えています。コロナの影響でオフィスなど都心部の需要が減少したあおりを受けました。また、各社の店舗網拡大によって国内市場が飽和しつつあることから、不採算店舗の撤退を進めるなど、収益性を改善しています。 コンビニは各社ともFC(フランチャイズ)中心の事業展開であり、FC店をどれだけ獲得できるかが、業績向上において重要な要素です。FC店舗側の視点では、ミニストップは大手3社にブランド力が大きく劣ることから、なかなか選ばれにくいチェーンと考えられます。加えて、業績不振が続く近年はさらにFC店の獲得が難しくなっているはずです。 ミニストップといえば、以前からイートインに力を入れています。ソフトクリームを中心としたファストフードの販売や、店舗によっては総菜なども取り扱っていて、店内調理に大きな特徴があります。 しかし、近年は他社もイートインを拡充しています。店内調理以外の
技能実習生として来日する前に日本語を学ぶ人たち=ベトナム南部ホーチミンで2022年9月8日午前11時47分、高木香奈撮影 外国人が日本で技術を学ぶ技能実習制度は、技術移転を通じて途上国の発展を担う人材をつくるという理念の一方、低賃金で働く労働者として農業や建設業などの現場で重宝されてきた側面がある。だが今、最大の送り出し国ベトナムで、日本を回避する動きが生まれている。日本の産業を支える国で何が起きているのか、現場で探った。 水際緩和で期待の一方 「日本の求人に応じる実習生候補者を集めにくくなった」 国内に約500の送り出し機関があるベトナム。9月上旬に首都ハノイと南部ホーチミンで取材した複数の送り出し機関幹部は口をそろえて打ち明けた。 厚生労働省の統計によると、日本で働くベトナム人の数は2020年に中国を抜いて1位になった。44万3998人で、全体の25・7%を占める。急増の主な要因が技能
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