バングラデシュの首都ダッカで、国外脱出したシェイク・ハシナ・ワゼド首相の父親で、「独立の父」と呼ばれるムジブル・ラーマンの像に登る反政府デモの参加者(2024年8月5日撮影)。(c) Abu SUFIAN JEWEL / AFP 【8月6日 AFP】バングラデシュでシェイク・ハシナ・ワゼド(Sheikh Hasina Wajed)首相(76)が辞任し、国外脱出した事態を受け、暫定政権を発足させる方針を表明した陸軍トップが6日、抗議行動を率いてきた学生リーダーらと会見する見通しとなった。 約1か月にわたって全国的な反政府デモが続いてきたバングラデシュでは前日、2009年から政権を握っていたハシナ氏に軍が反旗を翻した。情報筋によると、ハシナ氏はヘリコプターで脱出したとされ、隣国インドのメディアは、ニューデリー付近の基地に到着したと報じている。 ワケル・ウズ・ザマン(Waker-Uz-Zaman