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去年、神奈川県の東名高速道路でワゴン車の夫婦がいわゆる「あおり運転」で走行を妨害され死亡した事故をめぐり、インターネット上にうその情報を書き込んだとして書類送検された11人について、検察は全員を不起訴にしました。 この事件をめぐり、男とは無関係の北九州市の建設会社について、インターネット上に「男の勤務先だ」などとうその情報を書き込み名誉を傷つけたとして、警察はことし6月、11人を名誉毀損の疑いで書類送検しました。 これについて福岡地方検察庁小倉支部31日、11人全員を不起訴にしました。 このうち7人については「別の投稿をコピーして再び投稿したにすぎないことなど諸事情を考慮した」としています。 ほかの4人については「起訴するに足りる十分な証拠が得られなかった」などとしています。
福岡地検小倉支部は31日、神奈川県の東名高速で昨年6月、あおり運転を受けて停車したワゴン車が別の車に追突されて夫婦が死亡した事故をめぐり、無関係の建設会社に関するデマをネット上に投稿したとして、名誉毀損(きそん)の疑いで書類送検された男性11人を不起訴処分にし、発表した。 同支部によると11人は9道県の34~63歳。不起訴の理由について、3人は「起訴するに足りる十分な証拠が得られなかった」。7人は「ネット上の投稿内容をコピーし、掲示板に投稿したに過ぎない」などと説明。1人は既に死亡したという。 死亡事故に絡み逮捕された男の姓が「石橋」で、その自宅が「石橋建設工業」のある北九州市の隣の市だったことなどから、同社の石橋秀文社長(48)を「容疑者の父」、同社を「容疑者の勤務先」とする誤った情報がネットで広がった。 石橋社長は今回の処分について「納得がいかない。こういう書き込みをしても大丈夫だと思
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