ペスト発生・・・油田労働者も「封じ込め」られる、死亡者は死んだ野生動物から感染か=中国 サーチナ 7月18日(金)12時21分配信 ペスト発生のため、甘粛省・玉門市の旧市街が封鎖された。封鎖地区内には玉門油田の施設があり、封鎖時点で働いていた従業員は外に出られなくなった。中国北西部では草原に住むタルバガンという齧歯類(げっしるい)の野生動物から人間へのペスト感染が発生するが、16日にペストで死亡した男性は、死んだタルバガンを見つけ、解体して自分の犬に食べさせていたことが分かった。中国新聞社が報じた。タルバガンはマーモット(ジリス)の1種で、同系列の野生動物はアジア内陸や北米大陸(プレーリー・ドッグ)に広く分布している。 タルバガンはモンゴル高原から中国北西部の草原地帯に生息する齧歯類動物。体長は50センチメートルほどになり、肉や皮を利用するため、古くから狩猟の対象だった。 ペストを発症