松江市で『はだしのゲン』を閲覧制限にした件について時事通信が報じました。 記事によると、平成12年8月に「はだしのゲンは間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書館からの撤去を求める市民からの陳情が市議会にありましたが、市議会は同年12月に全会一致で陳情を不採択としていました。 市教委は、作中にある女性への暴行場面や人の首を切る描写を問題視。同月中に市内の全小中学校に対し、作品を図書館の倉庫などにしまい、子どもから要望がない限りは自由に閲覧できない「閉架」措置とするよう要請しました。要請は市の教育委員会会議で議論されずに、市教委の独断で2度にわたり行われていました。また、議会が陳情を不採択としたことや、市内外から反発の声が多数寄せられていることを受け、「今後は撤回も視野に、委員会会議の意見を聴いて再度検討したい」と話しました。清水教育長は、「遅くとも月内に一定の結論を示したい」としていま