36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人事件は25日に判決を迎える。未曽有の被害を生んだ事件はなぜ引き起こされたのか。青葉真司被告(45)と同じ、バブル経済崩壊後の超就職難時代に社会に出たロスジェネ(ロスト・ジェネレーション)世代の作家・活動家の雨宮処凛さん(48)は、被告の中に強固に巣くう「一発逆転の呪い」に事件の淵源を見るという。青葉被告の判決を前にインタビューに応えた。(共同通信=武田惇志、野澤拓矢)
「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が死亡した事件は、7月で発生から4年となり、裁判がことし9月から始まります。 これを前に15日、亡くなったアニメーターの遺族が京都市内で講演し、「今も娘のことが頭に浮かぶ」と心境を語りました。 「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が死亡した事件は、7月で発生から4年となり、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判は、ことし9月から始まります。 これを前に、事件で亡くなったアニメーター、渡邊美希子さん(当時35歳)の母親の達子さん(72)と兄の勇さん(44)の2人が15日、京都市内で講演しました。 警察や行政、それに犯罪被害者支援団体の担当者など、およそ170人が参加し、達子さんは、「子どもがいなくなるというのは、ここまでしんどいのかと思う。何かに集中している時以外は真っ先に娘のことが頭に浮かぶ、そんな4
新幹線殺傷事件で横浜地裁小田原支部が言い渡したのは、小島一朗被告が身勝手に望み続けた「無期懲役」だった。判決を言い渡された小島被告は、裁判長の許可もなく、「控訴はいたしません。万歳三唱します」と叫び、実際に両手を3回、高々と上げた。 公判で、小島被告は「一生刑務所に入りたかった」「3人殺すと死刑になるので、2人までにしようと思った」などと身勝手な動機を話していた。 この日は、その公判と同じく、灰色のスエット姿に眼鏡をかけて入廷。傍聴席や裁判員席に何度も目をやる場面がみられた。 判決の言い渡しが始まると一転、小島被告は、じっと前を見据えた。「被告人を無期懲役に処する」。佐脇有紀裁判長が、こう告げた瞬間も、微動だにしなかった。 だが、裁判長が控訴について説明し、自席に戻るように促すと、小島被告は立ち上がって万歳することを宣言した。「被告人は席に戻りなさい」。裁判長は強い口調で制したが、小島被告
一審では無期懲役判決が出ていた旧今市市の女児殺害事件の控訴審では、検察側が殺害の日時と場所を大きく広げる訴因変更を請求し、裁判員裁判での審理がずさんだったのではないかと問題視されていました。昨日の公判ではこの訴因変更が認められるとともに、被告人質問では被告人が「決めつけられ、もう犯人になるしかないと思った」などと語ったと報じられています。 この「犯人になるしかないと思った」は、虚偽自白をするひとの心理として浜田寿美男氏が繰り返し指摘してきたものです。氏の虚偽自白に関する著書として現時点で(おそらく)もっとも新しいのは岩波書店の「シリーズ 刑事司法を考える」第1巻『供述をめぐる問題』に所収の第5章「虚偽自白はどのようにして生じるのか」だと思われますが、この論考にも「虚偽自白を語る心理―「犯人を演じる」ことで取調官との人間関係が結ばれる」と題した節があります。 もっとも、捜査段階で自白した被告
<現地に飛ぶも満面の笑みで親指を立てるポーズで写真に収まるなど、被害者への共感は見当たらず> ドナルド・トランプ米大統領が、南部フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件で現場に駆けつけた警察官や救急隊員らと写真撮影をした際、満面の笑みを浮かべて親指を立てる仕草をしていたことが「あまりにも無神経」「いつもながら空気が読めない」と非難の的になっている。 事件は14日、フロリダ州パークランドの高校で発生。17人が死亡し、元生徒のニコラス・クルーズ容疑者が逮捕された。 翌々日の16日、トランプは事件の対応にあたったブロワード郡保安官事務所を訪問し、問題の写真を撮影。その直後、自らのツイッターアカウント@realDonaldTrumpのヘッダー画像をこの写真に変更した。 Trump just changed his Twitter banner to him grinning and giving a t
military.comによれば、韓国軍の統合参謀本部当局者は、は火曜日の延坪島での実弾砲撃演習を中止したと記者に言いました。匿名の当局者は、理由を明かしませんでした。 もう一点気になる記事がありました。朝鮮日報は、延坪島で北朝鮮を手引きした者がいるとの噂が住民の間に広がり、警察が捜査していると報じています。 住民は、農協、村の事務所、派出所に近い主な建物がすべて砲撃を受けたので、主な施設の位置を北朝鮮に教えた者がいると言います。また、こういう噂がインターネット上で広まっています。 定例の訓練を今回は中止するのは当然です。以前と同じように行えば、砲撃を何とも思っていないというメッセージを北朝鮮に送りかねません。しばらく間を置いて再開するのが妥当でしょう。 スパイの話は、スパイを心配するよりも、疑心暗鬼になっている住民の心理こそ問題です。以前に書いたように、スパイが砲撃を誘導した可能性はあり
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