警視庁の掲示板に貼られた重要指名手配の上地恵栄容疑者のポスター=26日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影) 警視庁が殺人容疑で重要指名手配中だった上地恵栄容疑者=犯行当時(49)=が事件後間もなく死亡していたことが26日、分かった。警視庁捜査1課が発表した。
京都アニメーション放火殺人事件で36人を死亡させ、死刑判決が下った青葉真司被告(45)。青葉被告が刑事事件を引き起こすのは三度目で、放火殺人事件前は再犯防止施策の対象となり、手厚い支援を受けていた。にもかかわらず、なぜ事件は防げなかったのか。私たちはどんな教訓を引き出せるのか。再犯防止に詳しい立命館大の森久智江教授(犯罪学)に聞くと、コミュニケーションの困難を改善できない刑務所の問題が見えてきた。(共同通信=武田惇志、石井達也、遠藤加寿) ▽実社会とはあまりに違う刑務所の世界 ―なぜ青葉被告の再犯を防げなかったのでしょうか。 まず率直に言っておきますと、出所後の社会復帰支援には限界があります。犯罪は一つの結果でしかなく、犯罪に至る人の困難は、犯罪行為以前の生活の中に存在するからです。 青葉被告の場合、幼少時から精神疾患を抱え、児童虐待も受けていた。貧困の問題もあった。そして他者と信頼関係を
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(行方不明時13歳)の父親で、拉致被害者救出運動の先頭に立ってきた横田滋(よこた・しげる)さんが5日午後2時57分、老衰のため死去した。87歳。2018年春から体調を崩し入院生活を送っていた。葬儀などは近親者のみで営むという。 滋さんの長女めぐみさんは1977年11月15日、当時通っていた新潟市内の中学校からバドミントン部の練習を終えて同市内の自宅に帰る途中に行方不明になった。96年から97年にかけ、日本側に寄せられた脱北者の話などから、めぐみさんが北朝鮮に拉致された可能性が浮上した。 北朝鮮は02年、めぐみさんの拉致を認め、すでに自殺したと日本政府に説明。まためぐみさんは北朝鮮国内で結婚し、めぐみさんの娘が北朝鮮国内で暮らしていることも明らかにした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く