原子力規制委員会は14日の定例会合で、原発事故時の防災対応を定めた原子力災害対策指針の見直しについて、環境に拡散した放射性物質による被ばくを避ける住民の「屋内退避」の手法に限って議論する方針を決めた。5人の委員全員一致の判断。能登半島地震では家屋の倒壊や道路の寸断が多発し、屋内退避や避難が困難だったことが判明したものの、それらの課題を想定せずに検討を進める。(渡辺聖子)
京都アニメーション放火殺人事件で36人を死亡させ、死刑判決が下った青葉真司被告(45)。青葉被告が刑事事件を引き起こすのは三度目で、放火殺人事件前は再犯防止施策の対象となり、手厚い支援を受けていた。にもかかわらず、なぜ事件は防げなかったのか。私たちはどんな教訓を引き出せるのか。再犯防止に詳しい立命館大の森久智江教授(犯罪学)に聞くと、コミュニケーションの困難を改善できない刑務所の問題が見えてきた。(共同通信=武田惇志、石井達也、遠藤加寿) ▽実社会とはあまりに違う刑務所の世界 ―なぜ青葉被告の再犯を防げなかったのでしょうか。 まず率直に言っておきますと、出所後の社会復帰支援には限界があります。犯罪は一つの結果でしかなく、犯罪に至る人の困難は、犯罪行為以前の生活の中に存在するからです。 青葉被告の場合、幼少時から精神疾患を抱え、児童虐待も受けていた。貧困の問題もあった。そして他者と信頼関係を
大阪府は新年度の当初予算案を14日午後に発表し、大阪・関西万博に向けた会場の建設費用などで、府の貯金に当たる「財政調整基金」から約680億円を取り崩すと明らかにしました。 府の一般会計当初予算案は、前年度よりも約4450億円少ない総額3兆1972億円としました。 大幅な減額の理由として、府は国から交付される新型コロナの対策費や、中小企業向けの融資にかかる費用が削減されたことをあげています。 一方、来年4月に開幕を控える2025年大阪・関西万博の機運盛り上げなどの推進事業に、前年度の4倍以上にあたる約342億円を計上。 この中には去年11月、2350億円に増額された会場建設費のうち、府の負担分である6分の1(約390億円)にあてる費用や、万博に向けた機運の盛り上げ、大阪ヘルスケアパビリオンの建設費などが含まれています。 また教育分野では今後、所得制限を撤廃した府独自の「高校授業料の無償化」を
’16年の『逃げるは恥だが役に立つ』や’18年の『アンナチュラル』(ともにTBS系)といった人気ドラマ、さらに現在公開中の映画『カラオケ行こ!』など数々の話題作の脚本を手掛けてき脚本家の野木亜紀子氏(50)。野木氏と作家のわかつきひかる氏とのXでのやり取りで明かされた、脚本家の厳しい実情に注目が集まっている。 【投稿あり】脚本家のギャラ相場を明かした野木亜紀子氏 2月13日、わかつき氏がXでテレビ東京でドラマ・プロデューサーを務めていた桜美林大学教授の田淵俊彦氏によって書かれたニュース記事を引用。「1本あたりの1時間ドラマの脚本料は、脚本家のランクにもよるが、だいたい100万円前後」と記事内の記述を引用し、《知らなかった。脚本料って高いんだ》とポストしたところ、野木氏はこう返信した。 《突然すみません。見かけて私も驚きましたが、100万はキャリアのある上位グループでオリジナルが多いかと。深
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の奥能登地域の病院で、退職する看護師が続出しています。4つの病院でおよそ70人の看護師が退職の意向を示していて、患者の受け入れへの影響が懸念されています。 ■「すずバス」一部路線で運行再開 甚大な被害の爪痕が残ったままの被災地・珠洲に、“市民の足”が帰ってきました。 地震発生直後から全路線で運行を停止していた「すずバス」は13日、一部の路線で運行を再開しました。 利用した高校生 「いつも通りな感じに戻って、少し安心しています」 利用した高齢者 「(運行)してなかったので、都合が悪かったです。うれしいです」 運行は当面、平日に限られますが、運賃は無料。珠洲市民以外でも乗車できるということです。 ■断水続く外来病棟 透析治療が不可能 復旧が少しずつ進む一方で、被災地医療の中核を担う総合病院では、深刻な状態が長期化しています。 能登町の「公立宇出津総合病院」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く