タグ

2014年2月24日のブックマーク (2件)

  • 「ユダヤ人の国イスラエル」のアパルトヘイト性

    10月10日、イスラエルで、「新たにイスラエル市民権を取得する者にユダヤ人国家に忠誠を誓わせること」という法案が可決された。翌日には、ネタニヤフ・イスラエル首相がパレスチナ自治政府に対して、「占領地への入植凍結の見返りに、イスラエルをユダヤ人国家として承認せよ」と要求した。 日のメディアでの報道は、ごく小さい。だが、これは大変大きな問題である。 イスラエルはユダヤ人の国として作られたのだから、別に不思議じゃないじゃないか、と思われるかもしれない。だが、実はイスラエルの全人口の二割近くは、非ユダヤ人の、建国前からそこに住んでいたアラブ人(つまりパレスチナ人)である。「イスラエルはユダヤ人の国」との規定を明確化することは(今回の法案は新規に市民権を取得する者が対象だとはいえ)、イスラエルに住む非ユダヤ人を、ばっさり切り捨てることに他ならない。 それ以上に、「ユダヤ人」というエスニック的要素で

    「ユダヤ人の国イスラエル」のアパルトヘイト性
  • 「昭和天皇の軍事思想と戦略」 | 散歩の変人

    「昭和天皇の軍事思想と戦略」(山田朗 校倉書房)読了。冒頭に載せられている著者の言を長文ですが引用します。 今日における戦争責任の追及とは、どのような歴史状況の中で、どのような国家の判断・行動が、どのような結果をもたらしたのかを実証的に検証し、その因果関係や責任の所在を明らかにし、国民の共通認識として定着させることである。こうしたことを私たち日人の手で確実に行っておくことが、侵略・支配に対する自覚的反省と内外に対する実のある謝罪・補償の前提であり、再び膨張・戦争といった歴史を繰り返さないための確かな土台となるのである。そして、戦争責任の問題をとりあげる時には、戦前の国家元首であり、陸・海軍の最高統帥者であった大元帥・天皇の責任についても触れないわけにはいかなくなるのである。 同感です。好き嫌い、敬愛や憎悪を抜きにして、昭和天皇とはどのような人物だったのか、どのような権力をもっていたのか、

    「昭和天皇の軍事思想と戦略」 | 散歩の変人