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ヴィンランド・サガ 幸村誠 11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられたヴァイキングにより戦火にまみれていた。その中に、父親を殺され、復讐のため戦場を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、生きるために戦った。だが、イングランド王位をめぐる争いの中でアシェラッドは不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでもなお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。心休まる日はいつ訪れるのか。“本当の戦士” の物語が紡がれていく――。
コミックDAYSインタビューシリーズ 第1回 「幸村誠」(1) 取材:構成=木村俊介 幼少期、漫画家を目指すきっかけ、傑作の誕生秘話――。 なかなか表に出てこない漫画家の真の姿に、かかわりの深い担当編集と共に迫る。 漫画家――幸村誠 作品に『プラネテス』『ヴィンランド・サガ』など 編集者――金井暁 初代担当編集で現「アフタヌーン」編集長 第1回 『プラネテス』は「原稿をなくしたから」生まれた漫画? 20歳まで漫画を描いたことがなかった 幸村誠 僕が漫画を描きはじめたのは、20年前の夏ごろです。21歳でした。それまで、漫画を描いたことは1回もありませんでした。 それでも僕は、「漫画家」というものにはずっとなりたかったんです。中学2年生ぐらいになったら学校で急に「進路」って言葉が出てくるじゃないですか。 「……あれ、どうやら自分も、これから何十年間にもわたってやり続ける職業を、決めなきゃいけな
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