「紅茶に塩」で外交問題 米教授主張に英反発 2024年01月27日11時05分配信 スリランカの紅茶(EPA時事) 【ワシントン時事】「紅茶に塩を入れるとおいしい」と米国の大学教授が提案したところ、緊密な同盟関係にある紅茶の国・英国で激しい反発を招き、米政府が火消しに走る事態に発展した。ただ、その後も正しい紅茶の入れ方を巡り、両国の論争が続いている。 釉薬がカテキンの酸化促す 「茶器で味が変わる」実証―名古屋工業大 騒動の発端は、24日に出版された米ブリンマー大学のミシェル・フランクル教授(化学)の著書。紅茶に一つまみの塩を加えることで、苦味を減らすことができると主張した。これに英国民が敏感に反応。英紙デーリー・メール(電子版)のコメント欄には「絶対に嫌だ」「米国人はまともな紅茶を入れられない」などの意見が並んだ。 在英米大使館は声明を出し、「(フランクル教授の主張で)英国との特別な関係が