南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! すごくキレのある変化球を投げこまれたというか。 いや、まったく新しい球種で挑まれたような感覚だろうか。「こんなマンガが!」というフレッシュな驚きを覚え、改めて日本マンガの豊饒さを思い知らされたような気がした。岡本健太郎の実録コミック『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』を読んで思った。 ストーリーはじつにシンプルだ。東京から故郷岡山の田舎町に戻った作者が、銃の所持許可証と銃猟免許を得て、かねてから望んでいた猟師となって、山奥でウサギやハト、カモを獲り、きちんと料理して食べるというもの。彼の好奇心はじつに旺盛で、マムシやカラスも獲って、迷うことなく捌いてグリル。果てはヌートリア(ラッコやカピバラに似た生き物で、田畑を荒らす狩猟鳥獣)にまで狙いを定める
「ヒトラーの気持ち、理解できる」 隣にいたキルスティン・ダンストは思わず「やべぇよ、おっさん、それやべえ(超訳)」と困惑。 にもかかわらずトリアーはつっかえながら「OK、ぼくはナチだ」とまで言ってしまう。 この一件で、監督は、カンヌ映画祭から追放される。 とはいえ、カンヌは、作品の出品資格を奪うような馬鹿なマネはしなかった。主演女優のキルスティン・ダンストが女優賞を受賞。 第46回全米映画批評家協会(NSFC)賞では、作品賞と主演女優賞の2冠。第24回ヨーロッパ映画賞でも、最終週作品賞、撮影賞、美術賞の3部門受賞である。 『メランコリア』は、トリアー監督のうつの体験がきっかけで作られた。 新郎新婦が乗った長いリムジンが山道のカーブで曲がりきれず四苦八苦しているシーンからはじまる。 前半は、最高に幸せな日となるであろう結婚パーティー当日。なのだが、キルスティン・ダンスト演じる新婦は、どんどん
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