通信教育大手のベネッセコーポレーション(岡山市)の顧客情報流出事件で、東京都の13人が同社などに計100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴は12月29日付。 訴えた13人は、同社の通信教育などで登録した個人情報が流出した子どもやその親。訴状では「流出で精神的な損害を受けた」とし、大人は1人5万円、子どもは1人10万円の慰謝料などを求めている。 弁護団(団長・笠井収弁護士)は、引き続き原告を募り、1月末ごろにも2次提訴する予定という。提訴時の実費、着手金は不要だが、賠償金を得た場合は一部を報酬などにあてる。ホームページ(http://vsbenesse.exblog.jp/20595892)で情報を提供する。